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責任分担表 [プロジェクトマネージャ]

スコープマネジメントで作成されたWBSの作業項目毎に、資源と責任(担当)を纏めた表のことです。RAMTRMと呼ばれることもあります。
  • RAM(Responsibility Assignment Matrix)
  • TRM(Task Responsibility Matrix)

実装名工数
(日)
PM
鈴木
PL
佐藤
田中高橋
実装A3実施
実装B1実施
実装C4実施
実装D2実施
レビューA1判定
レビューB1判定
レビューC1判定
レビューD1判定
出荷判定3承認


責任分担表作成時の留意点


  1. 特定の人に負荷が集中しないように配慮する
  2. 要員配置の際に、結果として役職・年齢が逆転する場合が発生しても、指揮命令系統には十分配慮する
  3. 命令系統が複数存在する場合は、優先度を明記しておく
  4. パーティカルミーティング(伝言を避け、関係者を一同に集め、直接指示を一度に伝える)に徹する
  5. 新人の育成やPJ内の要員育成を考慮した体制を組む




情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

  • 作者: ITのプロ46
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



PMBOKの九つの知識エリアに於ける主要プロセス [プロジェクトマネージャ]

PMBOK知識エリアプロセス
統合マネジメント
  1. プロジェクト憲章作成
  2. プロジェクトマネジメント計画書作成
  3. プロジェクト実行の指揮・マネジメント
  4. プロジェクト作業の監視・コントロール
  5. 統合変更管理
  6. プロジェクトやフェーズの終結
スコープマネジメント
  1. 要求事項収集
  2. スコープ定義
  3. WBS作成
  4. スコープ検証
  5. スコープ・コントロール
タイムマネジメント
  1. アクティビティ定義
  2. アクティビティ順序設定
  3. アクティビティ資源見積もり
  4. アクティビティ所要期間見積もり
  5. スケジュール作成
  6. スケジュール・コントロール
コストマネジメント
  1. コスト見積もり
  2. 予算設定
  3. コスト・コントロール
品質マネジメント
  1. 品質計画
  2. 品質保証
  3. 品質管理
人的資源マネジメント
  1. 人的資源計画書作成
  2. プロジェクトチーム編成
  3. プロジェクトチーム育成
  4. プロジェクトチームのマネジメント
コミュニケーションマネジメント
  1. ステークホルダー特定
  2. コミュニケーション計画
  3. 情報配布
  4. ステークホルダーの期待のマネジメント
  5. 実績報告
リスクマネジメント
  1. リスクマネジメント計画
  2. リスク特定
  3. 定性的リスク分析
  4. 定量的リスク分析
  5. リスク対応計画
  6. リスクの監視・コントロール
調達マネジメント
  1. 調達計画
  2. 調達実行
  3. 調達管理
  4. 調達終結




情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

  • 作者: ITのプロ46
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



信頼性向上策 [プロジェクトマネージャ]

システムの信頼性を向上させるための技術には、大きく分けるとフォールトアボイダンスフォールトトレランスがあります。前者は障害事前対応で、後者が障害事後対応という考え方です。

フォールトアボイダンス(fault avoidance)


システムの構成要素自体の信頼性を高めるなど、障害の発生そのものを回避しようとする考え方(技術)です。使用している部品の事前交換などの根本的な対策になります。

フォールトトレランス(fault tolerance)


システムが部分的に交渉した場合でも、稼働を継続させようとする考え方(技術)です。一般的にRAIDや電源の二重化など、ハードウェアを冗長構成にして実現することが多いようです。

フェールソフト(fail soft)


フォールトトレランスの一種です。システムに部分的な障害が発生しても、全面停止とせずに継続稼働させるという考え方です。代替機能にスイッチしたり、縮退運転に切替えたりして、全面停止を回避します。

フォールバック(fall back)


フォールトトレランスの一種です。障害発生時には多少の性能低下を許容し、故障箇所を無視し、必要最小限の機能を維持しながら運用を継続する考え方です。縮退運転ともいいます。

フェールセーフ(fail safe)


フォールトトレランスの一種です。障害発生時にシステムが安全な方向に向かうように設計しておき、被害の拡大を最小限に抑えようとする考え方です。障害発生時に信号機が全て赤になるようにしておくなど、人命に関わるシステムでは必須の対策となります。

フールプルーフ(fool proof)


利用者による想定外の使用や、誤った操作による障害が発生しないようにする考え方です。入力チェックやフォルダ(ファイル)権限の設定などの機能がこれにあたります。




情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

  • 作者: ITのプロ46
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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