責任分担表 [プロジェクトマネージャ]
スコープマネジメントで作成されたWBSの作業項目毎に、資源と責任(担当)を纏めた表のことです。RAMやTRMと呼ばれることもあります。
責任分担表作成時の留意点
- RAM(Responsibility Assignment Matrix)
- TRM(Task Responsibility Matrix)
実装名 | 工数 (日) | PM 鈴木 | PL 佐藤 | 田中 | 高橋 |
実装A | 3 | 実施 | |||
実装B | 1 | 実施 | |||
実装C | 4 | 実施 | |||
実装D | 2 | 実施 | |||
レビューA | 1 | 判定 | |||
レビューB | 1 | 判定 | |||
レビューC | 1 | 判定 | |||
レビューD | 1 | 判定 | |||
出荷判定 | 3 | 承認 |
責任分担表作成時の留意点
- 特定の人に負荷が集中しないように配慮する
- 要員配置の際に、結果として役職・年齢が逆転する場合が発生しても、指揮命令系統には十分配慮する
- 命令系統が複数存在する場合は、優先度を明記しておく
- パーティカルミーティング(伝言を避け、関係者を一同に集め、直接指示を一度に伝える)に徹する
- 新人の育成やPJ内の要員育成を考慮した体制を組む
情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)
- 作者: ITのプロ46
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
PMBOKの九つの知識エリアに於ける主要プロセス [プロジェクトマネージャ]
PMBOK知識エリア | プロセス |
統合マネジメント |
|
スコープマネジメント |
|
タイムマネジメント |
|
コストマネジメント |
|
品質マネジメント |
|
人的資源マネジメント |
|
コミュニケーションマネジメント |
|
リスクマネジメント |
|
調達マネジメント |
|
情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)
- 作者: ITのプロ46
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
信頼性向上策 [プロジェクトマネージャ]
システムの信頼性を向上させるための技術には、大きく分けるとフォールトアボイダンスとフォールトトレランスがあります。前者は障害事前対応で、後者が障害事後対応という考え方です。
フォールトアボイダンス(fault avoidance)
システムの構成要素自体の信頼性を高めるなど、障害の発生そのものを回避しようとする考え方(技術)です。使用している部品の事前交換などの根本的な対策になります。
フォールトトレランス(fault tolerance)
システムが部分的に交渉した場合でも、稼働を継続させようとする考え方(技術)です。一般的にRAIDや電源の二重化など、ハードウェアを冗長構成にして実現することが多いようです。
フェールソフト(fail soft)
フォールトトレランスの一種です。システムに部分的な障害が発生しても、全面停止とせずに継続稼働させるという考え方です。代替機能にスイッチしたり、縮退運転に切替えたりして、全面停止を回避します。
フォールバック(fall back)
フォールトトレランスの一種です。障害発生時には多少の性能低下を許容し、故障箇所を無視し、必要最小限の機能を維持しながら運用を継続する考え方です。縮退運転ともいいます。
フェールセーフ(fail safe)
フォールトトレランスの一種です。障害発生時にシステムが安全な方向に向かうように設計しておき、被害の拡大を最小限に抑えようとする考え方です。障害発生時に信号機が全て赤になるようにしておくなど、人命に関わるシステムでは必須の対策となります。
フールプルーフ(fool proof)
利用者による想定外の使用や、誤った操作による障害が発生しないようにする考え方です。入力チェックやフォルダ(ファイル)権限の設定などの機能がこれにあたります。
フォールトアボイダンス(fault avoidance)
システムの構成要素自体の信頼性を高めるなど、障害の発生そのものを回避しようとする考え方(技術)です。使用している部品の事前交換などの根本的な対策になります。
フォールトトレランス(fault tolerance)
システムが部分的に交渉した場合でも、稼働を継続させようとする考え方(技術)です。一般的にRAIDや電源の二重化など、ハードウェアを冗長構成にして実現することが多いようです。
フェールソフト(fail soft)
フォールトトレランスの一種です。システムに部分的な障害が発生しても、全面停止とせずに継続稼働させるという考え方です。代替機能にスイッチしたり、縮退運転に切替えたりして、全面停止を回避します。
フォールバック(fall back)
フォールトトレランスの一種です。障害発生時には多少の性能低下を許容し、故障箇所を無視し、必要最小限の機能を維持しながら運用を継続する考え方です。縮退運転ともいいます。
フェールセーフ(fail safe)
フォールトトレランスの一種です。障害発生時にシステムが安全な方向に向かうように設計しておき、被害の拡大を最小限に抑えようとする考え方です。障害発生時に信号機が全て赤になるようにしておくなど、人命に関わるシステムでは必須の対策となります。
フールプルーフ(fool proof)
利用者による想定外の使用や、誤った操作による障害が発生しないようにする考え方です。入力チェックやフォルダ(ファイル)権限の設定などの機能がこれにあたります。
情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)
- 作者: ITのプロ46
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)