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PMBOKの九つの知識エリアに於ける主要プロセス [プロジェクトマネージャ]

PMBOK知識エリアプロセス
統合マネジメント
  1. プロジェクト憲章作成
  2. プロジェクトマネジメント計画書作成
  3. プロジェクト実行の指揮・マネジメント
  4. プロジェクト作業の監視・コントロール
  5. 統合変更管理
  6. プロジェクトやフェーズの終結
スコープマネジメント
  1. 要求事項収集
  2. スコープ定義
  3. WBS作成
  4. スコープ検証
  5. スコープ・コントロール
タイムマネジメント
  1. アクティビティ定義
  2. アクティビティ順序設定
  3. アクティビティ資源見積もり
  4. アクティビティ所要期間見積もり
  5. スケジュール作成
  6. スケジュール・コントロール
コストマネジメント
  1. コスト見積もり
  2. 予算設定
  3. コスト・コントロール
品質マネジメント
  1. 品質計画
  2. 品質保証
  3. 品質管理
人的資源マネジメント
  1. 人的資源計画書作成
  2. プロジェクトチーム編成
  3. プロジェクトチーム育成
  4. プロジェクトチームのマネジメント
コミュニケーションマネジメント
  1. ステークホルダー特定
  2. コミュニケーション計画
  3. 情報配布
  4. ステークホルダーの期待のマネジメント
  5. 実績報告
リスクマネジメント
  1. リスクマネジメント計画
  2. リスク特定
  3. 定性的リスク分析
  4. 定量的リスク分析
  5. リスク対応計画
  6. リスクの監視・コントロール
調達マネジメント
  1. 調達計画
  2. 調達実行
  3. 調達管理
  4. 調達終結




情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

  • 作者: ITのプロ46
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



正規化 [データベース]

DBのモデリングをする際には避けて通れない概念です。ここを曖昧にモデリングをすると、データの追加更新異常やデータ不整合の原因になったりするので、後々、痛すぎるしっぺ返しを喰らうことになります。
逆に、データベーススペシャリストを受験するつもりであれば、正規化とER図を完璧に押さえておけば、かなり合格に近付けます。管理人はSQLとDB設計を完全に切捨て、正規化とモデリングの勉強だけで合格しました。
実務では、否応なしに基本的なSQL知識などが求められるので、試験に合格した後も継続的な周辺知識の勉強が必要になります。

関数従属


ある値(x)が決まると、他方の値(y)も関数的に決まる関係であるとき、yはxに関数従属している。といいます。
キー属性と非キー属性の関係が関数従属になります。後述の正規化に於ける前提知識となるので、データの制約や構造を見て、ノータイムで見つけ出せるぐらいの感覚があると、正規化の作業がグッと楽になります。

第一正規化


全ての属性が単一値をとる状態のことを、第一正規化と呼びます。
配列や表のような構造を持つ属性が一つでもあれば、第一正規化の条件を満たせていません。

第二正規化


第一正規化を満たし、かつ、部分関数従属が存在しない場合に、第二正規化と呼びます。
部分関数従属とは、複合キーの一部のキー属性に対して、関数従属する属性が存在している状態のことです。

第三正規化


第二正規化を満たし、かつ、推移的関数従属が存在しない場合に、第三正規化と呼びます。
推移的関数従属とは、ある非キー属性が、別の非キー属性に関数従属している状態のことです。

余談


データベーススペシャリストの午後問題では、ほぼ100%の確率で(選択する問題にもよりますが)正規化に関する問題が出題されます。傾向としてはテーブル定義や関数従属図を見て、どこまで正規化されているか?その判断基準は?といったものになります。またその逆で、正規化済みのテーブル構造を見て、関数従属図を完成させる問題や、関数従属図からテーブル属性を求めさせる問題もあります。
どの種類の問題にしろ、正規化に関する知識が完璧に近ければ、大きな得点源になるので、しっかり勉強しておきましょう。

★正規化の根拠を聞かれたら...
どこまで根拠
第一正規化全ての属性が単一値をとっているから
第二正規化全ての属性がキー属性の一部に部分関数従属していないから
第三正規化全ての属性が非キー属性に推移的関数従属していないから





リレーショナルデータベース入門―データモデル・SQL・管理システム (Information&Computing)

リレーショナルデータベース入門―データモデル・SQL・管理システム (Information&Computing)

  • 作者: 増永 良文
  • 出版社/メーカー: サイエンス社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本



信頼性向上策 [プロジェクトマネージャ]

システムの信頼性を向上させるための技術には、大きく分けるとフォールトアボイダンスフォールトトレランスがあります。前者は障害事前対応で、後者が障害事後対応という考え方です。

フォールトアボイダンス(fault avoidance)


システムの構成要素自体の信頼性を高めるなど、障害の発生そのものを回避しようとする考え方(技術)です。使用している部品の事前交換などの根本的な対策になります。

フォールトトレランス(fault tolerance)


システムが部分的に交渉した場合でも、稼働を継続させようとする考え方(技術)です。一般的にRAIDや電源の二重化など、ハードウェアを冗長構成にして実現することが多いようです。

フェールソフト(fail soft)


フォールトトレランスの一種です。システムに部分的な障害が発生しても、全面停止とせずに継続稼働させるという考え方です。代替機能にスイッチしたり、縮退運転に切替えたりして、全面停止を回避します。

フォールバック(fall back)


フォールトトレランスの一種です。障害発生時には多少の性能低下を許容し、故障箇所を無視し、必要最小限の機能を維持しながら運用を継続する考え方です。縮退運転ともいいます。

フェールセーフ(fail safe)


フォールトトレランスの一種です。障害発生時にシステムが安全な方向に向かうように設計しておき、被害の拡大を最小限に抑えようとする考え方です。障害発生時に信号機が全て赤になるようにしておくなど、人命に関わるシステムでは必須の対策となります。

フールプルーフ(fool proof)


利用者による想定外の使用や、誤った操作による障害が発生しないようにする考え方です。入力チェックやフォルダ(ファイル)権限の設定などの機能がこれにあたります。




情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版 (EXAMPRESS)

  • 作者: ITのプロ46
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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